子供に会わせない親(面接交渉権を拒否する親)
※)前もって書いておきますが、子供に肉体的・精神的な危害を及ぼすような親だと、どのような場合でも、今すぐ、その親から、子供を引き離す必要があると思います。ここでは、そういう緊急性も、必要性もない場合の話です。
嫁は、私の元から、無断で、子供を連れ去りました(実家に出戻りました)。そこで、私は「それは、おかしいんじゃないの!子供と会わせて欲しい。」と言ったところ、嫁から「信じられない言葉」が・・・
「本当に、子供が可愛かったら、それくらい(=子供と会わないことを)我慢できるでしょう!」と・・・
※)ちなみに、離婚の原因は、私と舅・姑との確執です。私には非はありません。
この言葉を聞いて、「ああ、私は、この人と絶対に生活できないし、離婚して正解だったな」と思いました。というのも、このようなことを言う人間は、本当に子供のことを想っていませんので・・・
どういうことなのか?
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人の気持ちがわからない人
このような発言をする人は、子供と配偶者の両方の気持ちがわかっていません。
◆ 子供の目線
私の父親は、褒められた父親ではないですが、それでも実の父親です。たとえ、離婚をして、父親と離れても、やはり父親です。子供にとって、どのような親であろうが、やはり親は親なのです。
※)ただ、成人して、すでに巣立つべき時なのに、いつまでも「親が・・・」というのにも、疑問を感じてしまいますけどね。
つまり、成人して、巣立つまでは、どのような親であれ、子供から親を引き離すことには疑問を感じてしまいます。子供の気持にたてば。
また、成人して巣立つまでは、子供は、どのような親であれ、親を求めてしまうものだと思います。特に、小さいうちは(成人すれば、その限りではないと思います)。
なので、「子供に会わせない」というのは、子供の気持ちを無視している証拠です。つまり、子供の気持ちよりも、自分の気持ちを優先しているのです。つまり、子供のことを「真に」思っていない証拠です。
◆ 子供を連れ去られた親の目線
もし、今、あなたの隣に、子供がいるなら、目をつぶってみてください。そして、目を開けてください。すると、「そこにいたはずの子供」がいなくなったときのことを想像してみてください。しかも、いなくなって、全く帰ってこない。毎日、毎日、「どこに行ったの!?」と思いながら、過ごすことを想像してみてください。
普通の親なら(母性もしくは父性がある親なら)、きっと、このようなことが起きると「地獄」です。
子供を預からなかった方の親は、毎日、毎日、このような地獄に耐えているのです。
それすらわからずに、自分のエゴで、子供に会わせない・・・そういう人間は、人の気持ちがわからない証拠なのではないでしょうか。
面接交渉権を行使させない親の言い分
面接交渉権を行使させない親にも、言い分があるようです。
たとえば「子供も会いたくないと言っているし。」という言い分。
でも、それは、本当に「子供の本心」ですか?
普段面倒みてくれているあなたに気遣ってでた言葉でないと言い切れるのですか?
もし、本心でそう言っているのなら、会わせるべきではないですが、もし、あなたに気遣ってでた言葉であれば、あなたは子供に気を遣わせているのです。子供に気を遣わせて、それで親といえるのでしょうか。
というわけで、子供が、本当に心からそう言っているのか、なぜ、そう言うようになったのか、よく考えてから、会わせるかどうか考えるべきではないでしょうか。
他にも、「子供に会わせると、甘やかせて困る。」という言い分もあるようです。
私は言いたい。
あなたの愛情は、月に1回くらいしか会わない元・配偶者に負けるのですか?
私は、これほど情けない発言はないと思います。自分で「自分は親として失格だ」と言っているわけですので。
また、同時に、先ほども書いたように、子供を預からなかった親(のうち母性・父性がある人)は、毎日、毎日、毎日、「地獄」なのです。そのような地獄を過ごしているのに、子供に会うと、鬼になることができるでしょうか!?
もっと、人の気持ちになれる人になってほしいと思います。余計な御世話だ!と言われそうですけど(笑)
面接交渉権が難しい理由
このように書きながらも、私は、面接交渉権は、本当に子供にとっていいものかどうかわかりません。
※)子供の年齢によって変わると思いますが。
というのも、子供を預かれなかった方の親は、毎日が地獄なので、子供に会うと、精一杯、甘やかしてしまうためです(甘やかすな!という人は「鬼」です)。すると、子供は、その親に「好意」を持ちます。すると、離れるのが辛くなるのではと(想像ですが)。そして、「なぜ、自分の親は、離れ離れなんだ」と思うようになるのではと。
だから、子供を預かった方の親は、子供に会わせたくないということもあるのかなと。
◆ 巣立っていない子供から親を奪うことはできない。だから、子供に会わせるべき。
この意見は真実でしょう。
◆ 子供に会わせると、子供は悩みます。だから、子供に会わせるべきではない。
この意見も真実でしょう。
だから、私は面接交渉権は難しいのだと思います。法的にも実効性がないのでしょう。
ただし、離婚事由で変わってくると思う
離婚事由がどちらにあるのか、どの程度なのかによって、事情は変わってくると思います。
もし、子供を連れ去られた方の親に非がある場合は・・・難しいですよね。一番、多いようなのが、「養育費の未払い」。
子供から親を奪う権利はないのですが、養育費を支払わない親に、子供を会わせるべきか!?
子供のことを、真に思っていれば、会わせるべきなのでしょう。
ただ、養育費は子供の権利です。子供の権利を奪っている「子供のことを無視している親」に子供を会わせられないという気持もわかります。
あとは、子供を預かっている方が、精神的・肉体的DVの被害者の場合、子供のためを思って、会わせたいと思っていても、体が動かないこともあるかと思います。私は、そこまでしなくても・・・と思ってしまいます。
なので、面接交渉権は、難しいのかなと思う今日この頃です。
ただ、「離婚」という大人の事情で、子供を傷つけたのは、私たちです。せめて、離婚してから、自分の心を押し殺して、子供のことを最大限に考える気持ちをもってあげては、どうでしょうか。
